恋愛って難しい。
好きであればあるほど、自分が自分じゃなくなるみたいで怖い。
素直でいたい、正直になりたい・・・
けれど、どうして心とは裏腹のことを言ってしまうのだろう。

私の言葉の真意を、相手は理解してくれているのかな?
それは、私自身をいかに理解してくれているかに寄与する。
「私」という一個体を、どこまで理解しているのか、に。

付き合うまでは、彼氏の過去なんて、大したことないって思ってた。
でも実際は違った
やっぱり不安で不安で仕方ない。
でも私が一番知りたい過去を、彼は誰にも話す気はないらしい。

人にはそれぞれ歴史がある。
どんな過去であれ、今の自身を支えている一部だ。

私にも人には言えない過去もある。
思い出したくない過去もある。
それはその人にとって、心の鍵。
永遠に開かないのか、それともいずれ開けることができるのか・・・。
それはその人の人生、及び、その人自身を取り囲んでいる環境に起因すると思う。

私は、高校時代付き合っていた一人の彼に救われました。
彼はそんなこと知る由もないけどね。
だって、私、彼の大切さ大きさに気づかず、フッちゃったからね。
自身のちっぽけ故にね。

これはどうしようもないこと。
変えられない事実であり、過去である。
受験と彼氏、どっちをとるかと聞かれたら、そりゃ受験でしょう。
なんだかんだ、やっぱり学歴がモノを言うご時世です。
「官僚」になるには、やっぱT大が一番だと思うし。
これはずーっと変わらないでしょう。
だってシステムを作る人たちが、一流大学出身なんだもん。
自分達が甘い汁を吸って、生きていけるシステムを変えるなんて思えない。

けど、欲張れば良かったのかなーてふと思うときがある。
あのまま付き合ってたら、私たちにはきっと違う未来があったんだよね。

だから、今の彼氏と比べるなんて、出来ない。
それだけの歴史があるもん。
昔の彼氏と今も連絡を取り合うことができるなら、やっぱ会いたいって思ってしまう。
彼がいなかったら、今の自分はいないから。
高校辞めていたかもしれない、家出していたかもしれない。
それくらい当時は辛かった・・・
彼がいてくれたから、頑張れたし、乗り越えられたんだと思う。

私にだって、こういう忘れられない人がいるのにね・・・
今の彼氏に対して、注文つけすぎだわ(爆)
「昔の彼女と連絡とらないでほしい」
「昔の彼女を電話帳から消してほしい」

とか、いろいろ。
ワガママだなー、私。
ほんと、どっちが年上だかわからんな(苦笑)

けれど
自分を信じてもらうには、まず相手を信じなくちゃ。
自分だけを信じて欲しい、なんてただのワガママだよ。
相手を信じることから始めないと、何も始まらないよ!

って、昔の彼氏に言われました。
この言葉、私は一生忘れません。
人間不信に陥っていた私を支え、立ち直らせてくれた彼の言葉。

だから、私は今の彼氏を信じることにしました。
そうすれば、彼も応えてくれると思うから。
どうしようもないくらい、好きだもん。
ずっと一緒にいたいから。
彼の過去も欠点も全部受け入れて、好きにならなくちゃね。

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